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ウェブサイトの配色

木も見て森も見る

「木を見て森を見ず」と言うのはよく言われるのですが、ウェブサイトの色を見てるとその逆がとても多いように思います。

全体を見ると、きれいにまとまっているし、見栄えもよいのですが、いざ閲覧しようとすると使いにくいことに気付くわけです。これが森しか見ていなくて、木はまったく見られていないのですね。

ウェブサイトの色を考える上ではインターフェイスを考えることが最優先されるべきことのように思うのですが、どうやら世間一般ではまだそうでない様子・・・。悲しいことにカラーコーディネーターのウェブサイトは、これが全く出来ていない最たる例のように思われます。

カラーコーディネーターのスクールは多数あって、ウェブサイトの配色についても触れられてきているようになっているのですが、残念ながらこれが出来ている生徒さんは皆無だったりします。そりゃ色の指定だけ教えていても、この辺りのことは理解出来るはずもありません。

残念ながら教える先生の側も全く理解していないと思われる例もあって、とある生徒さんのウェブ配色の作例を見てみると、なんとマンセル値で色が指定されておりました。先生はこれについて何も言わなかったのかと質問すると、やはり何もコメントしていない様子・・・。

とは言え、プロのデザイナーでもわかっていないなと思われることも多くて、無料のブログサービスのデザインテンプレートなどは、数多く作ることが優先されるかもしれませんが、コンテンツが読みにくい(どころか全然読めない物もある)ようなものもかなり多く見受けられます。

こんな感じで、森しか見てないと思われるデザインが多いのですが、やはりウェブの機能を考えれば、きちんと木も見て、各部が本当に読みやすいか使いやすいかを検証していく必要があると思うのですが・・・。

などと言うことを、あちこちで言い続けているわけですが、これをわかりやすく文章化することが、おそろしく難しいということに久々に気付いた今日この頃です。

ああ、文章を書くって難しいですね・・・と特定の人々に対して言い訳を試みてみました。

投稿者 さかもと : 2006年10月23日 | コメント (0) | トラックバック (0)

認知心理学から見た「迷う」メカニズム

認知心理学から見た「迷う」メカニズムというとっても興味深い記事がウェブデザイニングの1月号に載っていました。その最後はこんな風に締めくくられていました。

ユーザーを迷わせずに、かつ過去のインターネットで見たことがないようなデザインを生み出せる可能性はまだまだ残されているだろう。

裏を返せば、斬新なデザインを生み出すことはものすごく難しいと言うことですよね。私のお客様のように、どうすれば物が売れるかということを大前提をして考える場合には、奇を衒う必要などまったくありませんので、「過去のインターネットで見たことがあり、まったく迷いようのない配色」を心掛けようと思います。

今日の1曲

Iggy Pop:Real Wild Child (Wild One)

Real Wild Child (Wild One)

投稿者 さかもと : 2005年12月26日 | コメント (0) | トラックバック (0)

色彩検定のサイト

久々に色彩検定のサイトをのぞいてみました。ちょっと見ない間に不必要と思われるFlashムービーの積み込まれたサイトになっていたのですね。

中に入ってみるとリンクの色が見事に変えられています。未訪問も訪問済みも全く区別が付かないので、どこまで読んだかわからなくなってしまいました。

一応チェックするのも仕事のうちなので我慢して最後まで閲覧することにしますが、色彩を使うことで、使い勝手が悪くなるというのは色彩団体のウェブサイトとしてはどうなんでしょうね。このようなことはデザインの善し悪し以前の問題かと思うのですが・・・。

と今日の気分に合わせて辛口に書いてみました。

今日の1曲

和田加奈子:あの空を抱きしめて

あの空を抱きしめて

投稿者 さかもと : 2005年12月22日 | コメント (0) | トラックバック (0)

カラーコーディネーターのウェブサイト

最近、ウェブサイトの配色について考えることが多いのですが、良くも悪くも同業者とか色彩に関するウェブサイトが目に入ってきます。同業者にあれこれ言うのは心苦しいのですが、やはりカラーコーディネーターという仕事の地位向上のためにも言わねばなりますまい。

もちろんカラーについてのサイトですから、カラフルなのは大いに結構なことなのですが、使いにくいことこの上ないです。何が伝えたいのかわからないくらい派手であったり、リンクの色を固定していて、訪問済みかどうかわからなかったり・・・。

自社についての情報を伝えたいというのが第一義であるならば、情報を混乱させるような配色をするのは明らかにおかしいと思うのですが・・・。

ウェブサイトのカラーコーディネートはファッションやメイクなどよりも、使いやすさなども重視するプロダクトデザインのカラーコーディネートに近いものだと思います。

本日の業務
・ウェブサイトのカラーコーディネート
・原稿書き
・授業

投稿者 さかもと : 2005年04月27日 | コメント (4) | トラックバック (0)

「Web配色ツール」を公開しました

メインマシンの再セットアップに時間を取られてしまいまして、しばらく更新が出来ずにおりました。ADSLの50MBに変更したら、余計に遅くなってしまい、環境維持に時間を取られている次第です・・・。

さて、こそこそと作っていたWebサイトの配色ツールですが、とりあえずベータ版として公開いたしました。

自分のイメージ通りに配色できるというツールではありませんが、少なくとも目が痛いような、おかしな配色にはならないと思います。

希望や感想などもあればお聞かせくださいませ。追加機能も検討しておりますが、おいおいということで。

本日の業務
・一日中なんらかの授業・・・

投稿者 さかもと : 2005年04月16日 | コメント (0) | トラックバック (0)

HTMLの論理的なマークアップとカラーコーディネート

今日のエントリーはわからない人にはちっともわからないと思います・・・ごめんなさい。

私の場合、Webサイトのカラーコーディネートを引き受ける場合の多くは、W3Cの標準に従ったXHTMLとCSSによるサイトです。デザイナーさんもコーダーさん(もちろん兼ねている場合も多々ありますが)共に、論理的なマークアップが出来る人ばかりなんですね。

このような条件であれば、<h1>というタグは必ず<h2>よりも上位にあるし、サイト内の情報として、どれが一番重要であるかということが、サイトの中身や実際の文章を見なくとも想像できるわけです。

それにまともなサイトなら<h1>は、サイトの最上部からそれほど遠くない場所にあるでしょうし、きっと最初の<h2>もその近辺にあるでしょう。

またページの中で最も大事な項目が<h1>だとするならば、<h2>よりも目立つ(誘目性の高い)色を置けばよいですね。逆に<h2>は<h1>ほど目立たなくてよいわけです。

そこそこの文章量があれば、2つ目の<h2>が出てくる頃にはページのヘッダー部もスクロールで見えなくなっているかもしれません。つまり周辺に普通のテキストやローカルナビゲーション程度の物しかないかもしれないので、少し色を使うだけでリズム感が出来て読みやすくなりますし、逆に言えば不必要に鮮やかな色を使わなくとも十分に読みやすくすることが出来ると思います。

Webサイトだと、目に見える物だけを考えて配色しがちです。しかし伝えたい情報があって、その優先度まで想定できる場合には、目に見えないHTMLの構造を想定しての配色のメソッドもある程度まで確立できそうな気がします。

もちろん配色するサイトによりけりですが、色を使えばいいという物でもなくて、必要なところに必要な色を用いるのが、正しいWebの配色ではないかと思いますし、こういった考え方が、もっと一般的になるとうれしいのですが・・・。

本日の業務
・授業
・雑多な事務

投稿者 さかもと : 2005年03月29日 | コメント (0) | トラックバック (0)

アクセシブルなサイトを作るための「色」

Web Designing(ウェブデザイニング)の最新号にアクセシブルなサイトを作るための「色」という記事が掲載されていました。

当たり前のことが書かれてありました。当たり前というのは誰もが配慮して当然という意味のことで、アクセシビリティについて触れているサイトでも、これが出来ていないところと言うのはとても多いのです。

昨年からこのウェブデザイニングの色彩に関する特集は非常によい記事が続いているので、愛読者の私としてもご機嫌なのです。

ちなみに私がお手伝いしているSEOソリューションズの住社長もSEO&SEM相談室というコーナーを連載しておりますので、Webにご興味のある方はプロの方もそうでない方もご覧下さいませ。

本日の業務
竹内ミカさんと昼食兼近況報告
情熱の学校ミーティング

投稿者 さかもと : 2005年03月18日 | コメント (0) | トラックバック (0)

Diorのウェブサイト

はっきり言ってFlashで作られたサイトは嫌いなので、どこを見てもすぐ閉じてしまうんですけれども、毎回チェックする数少ないサイトがDiorのサイトです。どのページも配色に無駄がなく、すっきりと見やすくなっています。

ところが恐ろしく使いにくいんですよね。ビジュアル的には大好きなんですけど、いらいらして結局長時間見たことがないのです・・・。

本日の業務
・書類作り
・授業

投稿者 さかもと : 2005年03月16日 | コメント (0) | トラックバック (0)

Webのカラーマーケティングについて

今日はWebプロデュースのセミナーへ。お手伝いしているSEOソリューションズのプロデューサーさんがスピーカーでした。

最後の質疑応答時にカラーマーケティングについて質問があったので、ちょこっとだけ私がお答えしました。確かに学校に通ってる生徒さんにはこの概念は難しいかも。

そんなわけで少しだけ説明をしましょう。簡単に言うと、きちんとデータの裏づけをして、それを元に配色をしてます。

例えばダイビングショップのサイトが50個あったとして、その全てが青色を基調にして配色してあったら、私は迷わず赤色のサイトを作ります。だって目立ちますし、記憶にも残りやすいですから。でも競合サイトに一つでも赤色のサイトがあれば、他の可能性を探ります。

これは5や10のサイトを見たくらいではわからないことです。データは多ければ多いほど分析の精度が上がりますので、少なくとも50くらいは見たいところです。

美しいことは当たり前として、使いやすくて印象に残る配色をするのが私の仕事です。読みやすい文章やわかりやすいナビゲーションは信頼できるパートナーがやってくれますから。

本日の業務
・原稿書き
・授業

投稿者 さかもと : 2005年02月12日 | コメント (0) | トラックバック (0)

自治体サイトの配色

日経BPがガバメントテクノロジーで今年も自治体サイトユーザビリティ調査が発表されました。

ユーザービリティーというのは要するに使いやすいかどうかということですが、自治体サイトは特に誰にでも使いやすいように配慮が必要になることは言うまでもありませんよね。

で、結果です。1位は新潟県でした。配色としての美しさなどは多少突っ込みたい部分はあるのですが、少なくとも読みにくいような文字はほとんどありませんし、なかなかだなぁと思います。

2位は岐阜県です。これが2位か・・・。この際、配色の美しさは問わないことにしますが、文字も読みにくいし、リンクの色はおかしな色に変えられてますし、書体は判別しにくい物だし。こんなのはユーザビリティーやアクセシビリティー以前の問題で、普通に使いにくいと思うのですがいかがでしょうか?

もちろん目に見えない部分の配慮があるのはわかっていますが、目に見える部分についての比重が低すぎるのではないかなと思います。テスト項目に「文字は読みやすいか」という項目も見あたりませんが、当たり前なので入っていないんでしょうか?その当たり前の事が全然出来ていませんけれども・・・。

投稿者 さかもと : 2004年12月23日 | コメント (0) | トラックバック (0)

配色サンプルは作らないんですか?

使えない配色サンプル基礎からわかるホームページの配色の中に配色サンプルは作らないんですかというご質問をいただくようになりました。検討はしているんですが、どうも気が乗らないんです。

というのは、このサイトに書いた考え方さえきっちりできれば、既に販売されているカラーチャートやWeb上の配色サンプルでもきっちりと使えると思うからです。

よっぽどちゃんとしたものを作らないとWebを中心に活動しているカラーコーディネーターしては恥ずかしいのです。画像のようなユーザビリティー、アクセシビリティーの思想のかけらも感じられない、全ての角度からツッコミ甲斐のある、どうやっても使いようのない配色サンプルを用意して、クリスマスカラーですなんてことを言って、カラーコーディネーター全体の品位を下げるのもなんだかなぁと思います。

そんなわけで配色サンプルを作っていないわけです。汎用性のあるまともな配色サンプルをたくさん作るのは、インターフェースを考慮しなければならないWebにおいては、非常に困難なのですよ。誰か手伝ってくれる人でもいれば人員不足も解消出来るのですが・・・。

投稿者 さかもと : 2004年12月20日 | コメント (0) | トラックバック (0)

日経プレスリリースがリニューアル

私のネタ帳とも言える日経のプレスリリースがリニューアルされました。確かにブルーで統一されていますが、記事の見出しも全く同じイメージの色で、どこに目をやっていいのかよくわかりません。とどのつまりはメリハリがなさ過ぎ・・・。

きっと商品なら美しいと思えるのでしょうが、ウェブでこれでは困ります。しかもプレスリリースなんて情報を伝えることが出来てなんぼというものですしね。配色の美しさと使いやすさは全くの別物ですと言い切っておきます。

似合う色、見つけたの新着商品

投稿者 さかもと : 2004年11月22日 | コメント (0) | トラックバック (0)

東北楽天ゴールデンイーグルスのウェブサイト

今日、はじめて東北楽天ゴールデンイーグルスのオフィシャルサイトを見ました。個人的にはライブドアを応援していたんですが、メルエモンという邪悪なサービスを見つけてげんなりしたので、どうでもいいやという投げやりな感じになっていたのですが・・・。

なんか楽天市場より楽天市場らしいサイトではっきり言ってどこを見ていいかわかりません。まだ見るべきコンテンツがないのも原因でしょうが、驚くくらいうるさい色で、妙に疲れてしまいました・・・。メリハリなさすぎです。

似合う色、見つけたの新着商品

投稿者 さかもと : 2004年11月05日 | コメント (0) | トラックバック (0)

色覚バリアフリーをウェブサイトで

ホームページビルダーV9についてくるaDesignerについては以前にも書いたのですが、もう一つ私がよく使っているツールをご紹介。

元々はW3Cのノートで2000年4月に公開された「Techniques For Accessibility Evaluation And Repair Tools」に示された明度差、色差の計算式によるものです。これは非常にシビアな計算式ですので、これに忠実に従おうとするとビジュアル表現に苦しむことになるかもしれません。

ですが、これと富士通の提供しているColorSelectorを組み合わせれば、それほど色覚に対する知識がなくとも、アクセシビリティの高いインターフェースを作ることが出来るかと思います。

色覚バリアフリーというよりも、ユニバーサルデザインとして、今から作る物について当然のようにやっていただければと思っています。今あるものの色を変えるよりは最初からそのようにしておいた方がずっと楽なんですよね。余計なコストもかかりませんし。これがサイト製作の必須条件になるとよいなぁと思います。

少なくとも色覚のバリアフリーを唱えているカラーコーディネーターの方は知っていて当然で、やっていただきたいことなのですが、案外そうでもなさそうな気がする今日この頃です・・・。

似合う色、見つけたの新着商品

投稿者 さかもと : 2004年10月21日 | コメント (0) | トラックバック (0)

日本IBM「ホームページ・ビルダーV9」発売

ようやく出てきたアクセシビリティチェックツール「aDesigner」を搭載した新しいホームページビルダーです。

リリースだけ読んでるととてもよさげなことが書かれています。

配色
テンプレートは、シンプルなものからカラフルなものまで、全64種類用意しています。簡単に背景色や文字色などが変更でき、デザインの幅が広がります。
レイアウト
ヘッダー、リンクメニュー、本文を組み合わせることで、34種類のバリエーションから選択できます。いずれの組み合わせも、ホームページの見やすさと美しいデザインが考慮されています。
「aDesigner」を活かしてくれれば、さもよいページが出来そうな気がしないでもありませんが、ページに掲載されている画像写真を見ている限り、あまり期待出来るテンプレートでもなさそうです。見ただけでしんどくなりそうな邪悪な配色のページが減ってくれればよいなという期待はあるのですが、さて実際の機能はいかに・・・。

似合う色、見つけたの新着商品

投稿者 さかもと : 2004年10月18日 | コメント (0) | トラックバック (0)

色の役割はイメージだけなのか?

ウェブの色のセミナーの場合、たいていはどんな色がどんな心理効果を持っていて、こういうイメージで配色すれば成功しますよというものばかりです。

でも色の役割はそれだけではなくて、特にウェブの場合は機能を果たしてもらわないと困るわけです。見る側は情報を得たいわけですし、作り側は情報を伝えたいわけだし。

イメージ重視の結果、情報がちっとも伝わらないサイトのなんて多いこと・・・と言うのが、最近仕事で嫌になるくらいサイトをチェックしての率直な感想です。

いつものことながらこの重要性は誰も言ってくれないので自分で主張しておきます。

似合う色、見つけたの新着商品

投稿者 さかもと : 2004年09月17日 | コメント (2) | トラックバック (0)

コーポレートカラーを考えてますか?

ウェブサイトの配色の評価などをしておりますと、いろいろなサイトの見ます。単に配色の美しさだけではなく、カラーマーケティングの観点からもサイトを見ていくわけですが、何と言ってもロゴの色がひどいところが目につきます。

その昔、ロゴはよく目立つ色と言うことで、非常にたくさんの赤いロゴが作られてきました。CIブームを経てデザインは変わったけれども、コーポレートカラーは昔のままというところが多いんですよね。

そしてインターネットの時代が来たわけですが、昔作られたロゴというのは画面上で見られることを考慮していなかったわけですから、当然用いられた色はCMYKの領域に収まるような赤だったわけです。

ところがざっと見渡してみると#FF0000というRGBでなければ再現出来ない赤で作られたロゴがインターネット上に溢れかえっています。しかも大きな顔で・・・。

上手に使えばそれほど問題はないのですが、多くの場合、こんな問題が浮かび上がってきます。

  • ページの上部がまぶしい
  • 赤に視線を持っていかれて、落ち着いて文章が読めない
  • 商品に印刷されているロゴとサイトのロゴが全く色が違う
  • 妙に鮮やかで安っぽく見えてしまう

まだまだあるのですが、とりあえずはこの辺にしておきましょう。ウェブサイトの色は閲覧環境によって変わってしまうので、印刷と全く同じ色を見せると言うことは不可能ですが、繁華街のネオンでもないのに、あえて全く違う赤を使うのはどうなんだろうと思ってしまいます。

ウェブサイトにおいては、コーポレートカラーについてのデザイナーさんと企業のウェブ担当者の意識がまだまだ高くないのだなぁと感じてしまいます。デザインの上では小さな部分の話ではあるのですが、カラーマーケティング上は非常に重要な話になんですけどね。

似合う色、見つけたの新着商品

投稿者 さかもと : 2004年09月01日 | コメント (0) | トラックバック (0)

ウェブサイトのカラーにもマーケティングを

業務の一環として、ウェブサイトのカラー評価なども行っておりますが、評価を行う場合サイトがどのようなコンセプトで作られているかということを聞きます。その中でコンセプトはしっかりしているのに、実際の配色には活かされていないという場合が非常に多いように感じます。「思いつくままに色を付けました」というのを感じます。

ウェブサイトのカラーの場合、通常はイメージ優先の配色ではなく、機能優先の配色を心がけています。というのはカラーコーディネーターならイメージを掴んだ配色が出来るのは当然のことですし、そもそも訪問者はサイトの配色を見に来るのではなく、情報を得るためにやってくる場合がほとんどであるからです。もちろんユーザビリティーやアクセシビリティーを考慮することは言うまでもありません。

と、ここまでは至って当たり前に行われる配色に関するお話です。実際にはこの前にカラーマーケティングが存在しているはずなのですが、誰もそのことについて触れないのは市場が出来ていないからでしょう。中小企業でも大企業に勝てる可能性を持つのがインターネットの世界ですし、その中でも色彩戦略は非常に重要なものとなるはずなんですけれども・・・。

似合う色、見つけたの新着商品

投稿者 さかもと : 2004年08月23日 | コメント (2) | トラックバック (0)

ユーザビリティとアクセシビリティ

ここしばらく「似合う色、見つけた」にかかっていましたが、今日は久々にWebのカラーのお話しです。

最近Webのカラーについてもようやく配色イメージだけでなく、色の機能面にスポットが当てられるようになってきました。「どんなにきれいな配色をしても、そのWebサイトが本来伝えるべき内容が伝わらない配色では意味がない」と主張している私としては非常にうれしいことです。こういう言い方をすると語弊がありますが、誰もWebサイトの色を見ようと思って検索したりするわけではありません。あくまでも情報を手に入れるために検索してWebサイトを訪れるんですよね。

まあWebの配色の機能面を考えるという動きには大賛成なのですが、どうもユーザビリティとアクセシビリティについて勘違いをしている人が多いように思います。

ユーザビリティとは「使いやすさ」のことで、色に関して言うならば、見出しに色を付けることで読みやすくなるとか、ボタンの色によってボタンと認識しやすくなり、押しやすくなるというような利便性を指すわけです。

対してアクセシビリティは高齢者や色覚障害を持っている方にも、色によって情格差をつけずに「誰でもアクセスしやすい」ということを表すわけですね。

当然この2つをトータルで考えて配色することが必要ですが、これがごっちゃになって認識されているようでは非常に困ります(と言うよりもプロとして恥ずかしい)ので、まずはこの整理から行うようにしましょう。

投稿者 さかもと : 2004年08月15日 | コメント (0) | トラックバック (0)

視覚に特化したWebサイトのアクセシビリティチェックツール

Webサイトのアクセシビリティチェックツール「aDesigner」IBMがWebサイトのアクセシビリティをチェックするツール「aDesigner」を無償で公開しました。

詳しくはMYCOM PC WEBのレビューを確認していただければよいのですが、このソフトは音声モードとロービジョンモードの2つを備えています。音声モードは音声読み上げソフトを使った時の問題点をシミュレートし、ロービジョンモードは弱視、色覚異常、水晶体透過率(白内障)の場合に、どう見えるのかをシミュレートしてくれます。アクセシビリティを考えなければならないデザイナーには必須のツールかもしれませんね。

ただ色彩を専門的に考える立場からすると少し物足りないかもしれません。私の求める色の基準が高すぎるのかなと言う気もしますが。

ちなみに私のカラープランニングオフィス・フォルトゥナのサイトは音声モードでA+、ロービジョンモードでAでした。このブログはかなり改めねばなりませんが・・・。

投稿者 さかもと : 2004年07月17日 | コメント (0) | トラックバック (0)

WebアクセシビリティのJIS規格

今日、Webアクセシビリティに関するJIS規格が交付されました。まだご覧になっていない方は日本規格協会で購入するか、日本工業標準調査会で閲覧出来ますのでご覧あれ。

私の場合は一通り目を通しましたが、まあごもっともという内容でした。まともに読んだのは色彩に関する部分なのですが、これもいつもやってる通りのことだったので、特に気にする必要もなさそうで一安心です。もっと厳しい制限がついているのかと思ってました。Webサイトの色について考えるカラーコーディネーターの立場で言えば、こんなことは当たり前のことなので、もっと踏み込んで考えなければならないでしょう。少なくとも「Webセーフカラーでサイトのイメージを決めましょう」などと言ってる場合ではないはず・・・。

HTMLやXMLに依存しない一般的な指針となっているので、ホームページを製作する全ての方に読んでいただいて、誰にでも使いやすく、読みやすいサイトが増えるといいなぁと思います。

投稿者 さかもと : 2004年06月21日 | コメント (0) | トラックバック (0)

メルマガ発行しました

不定期発行の「ホームページの配色、切って捨てます」を発行いたしました。
次は月末くらいの発行になります。

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投稿者 さかもと : 2004年06月11日 | コメント (0) | トラックバック (0)

メルマガ発行しました

諸事情によりメールマガジンのタイトルを「Webサイト色彩メッタ切り」より「ホームページの配色、切って捨てます」に変更しました。名前が変わっただけで中身はちっとも変わらないので、どうぞよろしくお願いいたします。まだご購読でない方は、ぜひ右側の方からご購読下さいね。

一緒に仕事をさせていただいてるカラーセラピストの竹内ミカさんに、「最近辛口になったんちゃう?」などと言われておりますので、仰せの通りに辛口に行きたいと思っております。

第1号を発行しましたので、こちらにも公開いたしますね。

続きを読む "メルマガ発行しました"

投稿者 さかもと : 2004年05月21日 | コメント (0) | トラックバック (0)

メルマガ発行しました

諸事情によりメールマガジンのタイトルを「Webサイト色彩メッタ切り」より「ホームページの配色、切って捨てます」に変更しました。名前が変わっただけで中身はちっとも変わらないので、どうぞよろしくお願いいたします。まだご購読でない方は、ぜひ右側の方からご購読下さいね。

一緒に仕事をさせていただいてるカラーセラピストの竹内ミカさんに、「最近辛口になったんちゃう?」などと言われておりますので、仰せの通りに辛口に行きたいと思っております。

第1号を発行しましたので、こちらにも公開いたしますね。

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投稿者 さかもと : 2004年05月21日 | コメント (0) | トラックバック (0)

新サイト「Webサイト色彩メッタ切り」

少しお休みをいただいて、新しいサイトを構築しておりました。旅行記を楽しみにしていただいていた方ごめんなさい。明日にはまた掲載を再開していきたいと思います。

さて新しいWebサイトですが、「Webサイト色彩メッタ切り」というタイトルで、皆様の管理・運営しておられるWebサイトのカラーをチェックさせていただいて、アドバイスしていくメールマガジンを発行していこうというものです。

Webサイトの配色で悩んでおられる方は、ぜひサイトのカラーチェックにお申し込みいただいて、メールマガジンをご購読ください。選ばせていただいたWebサイトは無料でカラーチェックさせていただきますので、かなりお得ですよ。

そちらの方も頑張って続けさせていただこうと思いますので、こちらの「色いろスクエア」同様、ご愛顧よろしくお願いいたします。

投稿者 さかもと : 2004年04月18日 | コメント (0) | トラックバック (0)

ユーザビリティやアクセシビリティに配慮してます?

これでアクセシビリティって言われても・・・最近いろいろなところで目にするホームページ(Webサイトという言葉はあんまり使いません。だってその辺のおじさんとの世間話では通用しませんから・・・)のユーザビリティとアクセシビリティ。これを売りにしてるWebの製作会社が多いわけですが、少なくとも最低限クリアするべきラインというのは存在してると思うんです。名誉のためにどことは言いませんが、白の背景に#CCCCCCのグレーや#CCCC33の黄色で文字を書いて、ユーザビリティに配慮したデザインというのはいくらなんでもおこがましいんじゃないかなぁなどと思ったりはします。割とこういうサイトが多くてげんなりします。

投稿者 さかもと : 2004年01月23日 | コメント (2) | トラックバック (0)

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