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新配色カードの貼り方

カードの貼り方や、間違って貼ったときの処理について説明しています。

よいカードの貼り方

最もやってはいけないのは切ったカードのサイズが足りなくて、隙間が出来てしまうことです。このような状態ではセパレーションのようになってしまい、別の配色に見えてしまいます。

ですので隙間が出来ないように、少し大きめにカードを切って、重ねて貼ってしまうことが重要です。複数の枚数を貼るときはいずれか1枚のカードだけをきっちりしたサイズで切り、それを最後に貼るようにすれば美しく貼ることが出来ます。

間違えて貼ってしまった場合

間違えて貼ってしまった場合は無理にはがそうとすると解答用紙が破れてしまうかもしれません。そのような時は間違えたカードの上から正しいカードを重ねて貼ってもかまいません。

ただし隙間が出来ていたり、最初に貼ったカードの色が下から見えていると、違う配色になってしまいます。

間違えたカードの色が見えないように注意深く重ねて貼りましょう。

新配色カードの切り方

効率のよい新配色カードの切り方を説明しています。

色は記号で探さない

新配色カードを裏返して、色を探す方がいらっしゃいますが、あまりおすすめ出来ません。表向きのまま色を見て、それが何トーンの何番の色であるということを判断できるということは、1級の合格を目指している方にはあって当然のスキルであると考えているからです。

1級に限らず色彩検定の問題には問題の色を見て、トーンを判別しなければならない場合が出てきます。記号でないと色を判断できないようでは点数も落としてしまいますし、色彩検定を学ぶ意義すらも危ぶまれます。

ですからまずはPCCSトーンの並び順から覚えましょう。それさえ覚えてしまえば、裏返しにしなくとも正しいカードを選ぶことが出来るようになります。

最初は難しいかもしれませんが、いずれスピードアップも図れますし、何より多くの色に触れることによって、色の判別が出来るようになり、得点にも結びつくようになります。

少し大きめに切りましょう

新配色カードの裏側には5mmごとに点が打たれており、大きさを整えることが出来ますが、カードの端から切る場合には少し余りが出来ることがあります。これを丁寧に切り落としている人もいらっしゃいますが、その必要はありません。

むしろ短く切りすぎて隙間が出来てしまう方が心配です。大きくなってしまった分は貼るときに重ね合わせれば済む話ですので、あまり神経質にならないようにしましょう。

ハサミと糊の選び方

切り貼りの効率を上げるハサミと糊の使い方で、演習時間も試験時間にも余裕が生まれます。

ハサミの選び方

ハサミは使い勝手の良いものを用意しましょう。同じハサミで練習を続けるようにしてください。

左利きの人は左利き専用のハサミを買って慣れるようにするとよいですね。最初は使いにくいかもしれませんが、慣れるととても便利です。実は私も左利きですので、左利き用のハサミを使っています。

糊の選び方

糊はトンボ鉛筆 消えいろピットほそみ PT-PCを使いましょう。他のものもいろいろありますが、サイズ・使いやすさにおいて、これ以上のものは見あたりません。迷わずこれを選びましょう。

この「消えいろピットほそみ」は、変え芯がありますので、常に何本かの在庫を持っておくようにしましょう。実際に試験に行くときには落として焦らないように、本体と変え芯を2本ずつくらい持っていくと安心です。

PCCSの明度を覚える

PCCSの各色の明度を覚えることは、合格するにあたっての最低限と言えます。

彩度別で覚える

PCCSの各トーンの明度を全て覚えるのは非常に困難なことのように思われますが、法則もはっきりしており、ちょっとしたコツを覚えてしまえば、それほど難しいことではありません。

それぞれの方で覚えやすい方法があるとは思いますが、ここでもその一例を挙げてみますので、参考にしてください。

高彩度から順番に書いておりますが、どこから覚えても大丈夫なように作られておりますので、自分の好きなところからはじめてみましょう。

PCCSトーンの並び順

トーンの並び順を覚えて切り貼りのスピードアップを目指しましょう。

並び順を覚えるとどうなるの?

新配色カード199はトーン毎にまとまって並んでいます。もちろんカードの裏にはトーン名が書かれてありますが、いちいち裏を見てトーンを確認するのは時間ももったいないです。

何より1級合格を目指す人が、裏を見なければトーンがわからないと言うのは恥ずかしいことですし、カラー問題で点数を落とす場合も出てくるでしょう。

最終的にカードを切るときに裏を見ることは必要ですが、それほど難しくないので、カードを表から見て選べるようになりましょう

トーンの並び順

ブラウンやオフニュートラルもありますが、最初に有彩色のトーンを覚えてしまいましょう。新配色カード199aにはストロングトーンはありませんので、覚えるのは11のトーンということになります。

まずビビッドトーンの24色から始まります。もちろん1番から並んでいるので、これは大丈夫でしょう。次にディープトーン・ダークトーンの順番で暗く、低彩度に向かっていきます。

次はペールトーンからライトトーン・ブライトトーンの順で明清色調が続きます。これで半分以上は片づきましたね。

続いて中間色調が4つ続きます。中彩度の明度が高い方からソフトトーン・ダルトーン、低彩度の明度が高い方からライトグレイッシュ・グレイッシュの順で並んでいます。この4つでトーナル配色が作れます。これで10個です。

最後にダークグレイッシュがきます。覚えるのはこれで十分です。1日で覚えられるでしょう。

その後は無彩色が17段階、ピンク(10色)・ブラウン(7色)・オフニュートラル(15色)・フレッシュ(6色)と続きますが、この辺りは見ればわかるので心配ないでしょう。

並び順を覚えたところで大して時間は変わらないと思われるかもしれませんが、塵も積もれば山となるで、たくさんの練習と本番のために覚えてしまっても損はありません。

新配色カードの種類

色彩検定で使われるカラーカードについて知ることでトレーニングをより効率的に学習を進められます。

新配色カード199aを使いましょう

カラーカードにはいくつかの種類がありますが、色彩検定で使われる新配色カード199だけを説明させていただきます。

新配色カードは3種類あります。

大きめの199bを使って配色練習をしている場合が多いようですが、お金に制約がない限りは、実際に試験に使われる新配色カード199aを使って練習を続けることをおすすめします。

実際にデザイン上で配色のことを考えるにあたっては、出来るだけ多くの色に触れておいた方がよいのです。特定の色が無くなることも多いのですが、時間をお金で買うという感覚があってもよいのではないでしょうか。

トレーニングの必要性

新配色カードのトレーニングで他人と差をつけましょう。

合格のためのトレーニングではありません

色彩検定の1級2次試験に合格するためにはたくさんの配色練習を行うことが重要です。これは単に合格すればよいというだけでなく、実際に色を扱って仕事をしていく上でも非常に大切なのです。

そもそも切り貼りのスピードが遅くて、試験時間が足りないなどということは、1級の受験レベルとしては論外です。他の人が30分かかってカードを貼るところを20分で行うことが出来れば同じ時間で1.5倍の練習問題や色に触れることが出来るわけです。

それにたくさんの切り貼りを行うことによって、たくさんの色、たくさんの配色に触れることにもなります。問題を繰り返していくことによって、合格のために必要な明度や配色の知識も自分のものとなっていきますし、合格後にも使うことの出来る色の感覚を養うことが出来ます。もちろん回答の見直しの時間を作ることも出来ますし、余裕を持って考えることも出来るでしょう。

色を仕事にする方はもちろん、それ以外の方も単純に合格のためと思わず、十分なトレーニングを積んで、まぐれではなく余裕の点数で合格することを目指しましょう。

新配色カードあれこれ

1級2次対策の配色練習に必要な配色カード199aの効果的な使い方や道具について説明しています。

新配色カードを誰よりも上手く扱う

1級2次試験でなくともカラーカードの切り貼りは重要なことです。カードの扱いに慣れることによって、多くの色に触れることが出来ますし、色を見分けるという実践的な力も養われていきます。

逆の言い方をすれば色彩検定の2級や1級を取得したにも関わらず、PCCSのトーンの見分けが出来ないと言うのは、非常に恥ずかしいことですし、資格を取得したのに上手く使いこなせないと言うことにもなりかねません。

ここでは1級2次試験対策はもちろん、全ての色彩検定受験者にとっても重要な新配色カードの扱いについて説明していきます。

低彩度トーンの明度の覚え方

低彩度のペール・ライトグレイッシュ・グレイッシュ・ダークグレイッシュの4つのトーンの明度を覚えます。

ライトグレイッシュトーン・グレイッシュトーン・ダークグレイッシュトーン

6:yO・8:Y・10:YG、12:G・14:BG・16:gBは同じ明度になっていることから、とても覚えやすいでしょう。いつもの通り18:B・20:V・22:Pも同じ明度ですから、実質覚えなければならないのは3つになってしまいます。

3つと言ってもそれぞれが0.5の明度差しかありませんから、最高明度の8:Yを覚えるだけで全部覚えたことになると言っても良いでしょう。

まずはライトグレイッシュトーンですが、最も明るい8:Yは7.5で10:Yも同じ7.5となっています。12:G・14:BG・16:gBの3つは0.5だけ明度を下げてやって、7.0となります。18:B・20:V・22:Pはそこからさらに0.5明度を下げてやって、6.5と言うことになり、それだけで完成です。

同様にグレイッシュトーンの8:Yの4.5、ダークグレイッシュトーンの8:Yは2.5だけ覚えてしまえば、後は簡単でしょう。

ペールトーン

ペールトーンもほとんど同じなのですが、8:Yだけが特殊ですので、そこだけ注意をする必要があります。

暗い方から見てみることにしましょう。20:Vの明度は7.5で、これはライトグレイッシュトーンの8:Yと同じ明度です。

18:B・20:V・22:Pの明度は7.5で、そこから3つ(12:G・14:BG・16:gB)はライトグレイッシュなどと同じように、0.5の明度差があるだけですので、8.0となります。

暗い方の3つのトーンと同じようにするならば、6:yO・8:Y・10:YGの3つは明度8.5となるはずですが、ここは一ひねりして、8:Yだけもう0,5明度を上げて、9.0にしてしまいましょう。

これで全てのトーンの明度を覚えたことになります。

中彩度トーンの明度の覚え方

ライト・ソフト・ダル・ダークの中彩度の4つのトーンの明度を覚えます。

ライトトーン・ソフトトーン・ダルトーン

ダークトーンだけイレギュラーになっておりますので、覚えやすい上3つを先に覚えてしまうことにします。

ライトトーンは最も明るい8:Yの明度は8.5でブライトトーンと同じです。最も暗い20:Vは6.0となっています。明度差は2.5となっています。

作り方は至って明快で、18:Bの明度6.0まで0.5ずつ明度を下げていけばよいのです。つまり8:Yが8.5、10:YGが8.0、12:Gが7.5、14:BGが7.0、16:gBが6.5、18:Bが6.0となるだけです。

例によって、17:Bから23:rPまでは同じ明度ですし、暖色側も同じように作っていけばよいので、すぐに覚えられることでしょう。

ソフトトーンは最も明るい8:Yの明度は7.5で、最も暗い20:Vは5.0となっています。ライトトーンより全体的に明度が1.0低いわけですね。

ダルトーンも同じ形になっていますが、最も明るい8:Yの明度は6.0で、最も暗い20:Vは3.5となっています。ソフトトーンより全体的に明度が1.5低くなっています。またライトトーンの最も暗い色(20:V)とダルトーンの最も明るい色(8:Y)が同じ明度(6.0)になっていることにもお気づきいただけるかと思います。

ダークトーン

ダークトーンは上の3つのトーンとよく似ているのですが、単純に0.5ずつ下げればよいと言うわけではありません。

最も明るい8:Yの明度は4.0で、最も暗い20:Vは2.0です。まずはこれを覚えてしまって、暗い方から覚えることにします。

いつも通り17:Bから23:rPまでは同じ明度ですので、2.0です。ここから2つ分(つまり16:gBと14:BG)は同じ明度2.5が2つ並びます。注意するのはこれだけです。

後は8:Yまで0.5ずつ明度を上げていけばよいのです。12:Gが3.0、10:YGが3.5、8:Yが4.0となり、これで完成となります。

高彩度トーンの明度の覚え方

ビビッド・ブライト・ディープの高彩度の3つのトーンの明度を覚えます。

ビビッドトーン

まず全てのトーンに共通して言えることは最も明るい色は8:Yの黄色であり、最も暗い色は20:Vの青紫であるということです。明度段階は色相環で見ると左右対称になっているので、これで覚えなければならないのは半分で済むと言うことになります。

最も明るい8:Yの明度は8.0で、最も暗い20:Vは3.5であることを覚えてしまいましょう。明度差は4.5です。

ビビッドトーンは20:Vを基準にして覚えていくことにします。また全てのトーン共通で、色相17:Bから23:rPまでは同じ明度になっています。

17:Bから23:rPが3.5で、その隣2つ(つまりBG:15とgB:16)は同じ明度で、0.5上の4.0の明度が与えられています。ここから4つ(14:BG,13:bG,12:G,11:yG)は0.5ずつ増えていくことになります。つまり14:BGは4.5、13:bGは5.0、12:Gは5.5、11:yGは6.0と言った具合です。

ところが10:YGだけ厄介で、ここだけ明度が1.0増え、7.0になります。となると、残りの11:yGは8:Yの8.0と10:YGの間の7.5ということになります。

反対側も同じなので、これでビビッドトーンの明度が出来上がりました。

ブライトトーン

ブライトトーンとディープトーンの明度は同じ動きをしていますので、片方を覚えてしまえばもう一つも大丈夫と言うことになります。それにビビッドトーン以外のトーンはカラーカードは12枚ずつとなっておりますので、覚えるのは偶数番号だけでよいのです。

ここでは明度の高いブライトトーンの方を先に覚えてしまいます。

まず一番明るい8:Yは8.5で、最も暗い20:Vは5.0となっております。明度差は3.5ですね。8:Yから2つ分(10:YGと12:G)については明度は1.0ずつ下がります。

逆に暗い方は18:Bから22:Pは同明度の5.0で、そこから2つ分(16:BGと14:bG)は0.5ずつ明度が上がります。

これだけでブライトトーンは出来てしまいました。続いてディープトーンに参りましょう。

ディープトーン

作り方はブライトトーンと同じです。ただ一番明るい8:Yは6.0で、最も暗い20:Vは2.5となっております。ブライトトーンから2.5引くだけでよいのですね。

文章で書くと非常に短く終わってしまいますが、3級テキストについてくる明度表をコピーして、法則に従って何度か貼ってみると、より早く覚えることが出来るでしょう。

色彩検定1級2次試験対策

色彩検定の1級2次試験に合格するための暗記と日々のトレーニングのポイントについて紹介しています。

色彩検定を1級まで取得しようとしたときに、最も難関となるのは1級の2次試験でしょう。単純に暗記すればよいだけでなく、カードを貼るという作業も発生いたします。

合格するためには多くの問題を解いておくことが重要ですが、必要なことをしっかりと覚え、カードを切り張りする練習をすることによって、より多くの問題と色に触れることが出来るようになります。

単に試験の合格を目指すためでなく、合格後も引き続き使える色彩に対する感覚を養うためにも、このページにある基本をしっかりと押さえ、より多くの時間を練習に充てるようにしましょう。

色彩検定の学習に必要な物

色彩検定の受験に必要なテキスト類などについて紹介しています。

必ず買うべき物

色彩検定を受験するにあたっては、書店に行くと様々な参考書が並んでいますが、2005年のテキスト改訂により、今まで発売されている物はほとんど役に立たなくなってしまいました。

ですので、まずは色彩検定の公式テキストを手に入れましょう。公式テキストは以前は特約書店AFT企画のサイトでしか入手出来ませんでしたが、最近はamazonでも購入することが出来ます。

新配色カードについては大きいからお得だという理由で199bを買われる方が多いですし、大手スクールでも199bを配布される場合が多いのですが、1級まで視野に入れておられる方は、実際に試験で使われる199aを購入して、練習する方がよいでしょう。

テキストの改訂により、以前の問題集と出段範囲も異なっておりますが、今までの問題の傾向に慣れるためにも、過去問題集を1冊と市販の問題集を1冊ずつは購入することをおすすめします。

  • 公式テキスト(3級2級1級
  • 過去問題集
  • 新配色カード(199aあるいは199b
  • 市販の問題集(好みに合う物)

あった方がよい物

以前は暗黙の了解のように副読本として推奨されてきた「カラーコーディネーター入門色彩 改訂増補版」ですが、改訂によりテキストが充実してきたため、ほとんどの事は公式テキスト内に掲載されるようになりました。しかし重要なことがまとめられている重宝な本ですので、持っておくに越したことはないでしょう。

また1級を受験される方は配色の演習も必要になってきますので、「カラーコーディネーターのための配色入門」を入手して、配色関係の知識のまとめと演習を行うのもよいかと思います。

問題集を購入する際には、それほど数を揃える必要はありません。1冊でも十分ですが、2冊あると尚良いでしょう。同じ問題を間違えなくなるまで繰り返して解けば、まず合格できます。

1級を目指すためには過去問題集を出来るだけ多く揃え、傾向を見極めることが重要になります。

色彩に関する4つの検定

色彩に関する検定試験は実は3つもあります。このサイトでは主に色彩検定の情報を扱っていますが、その違いについてまとめてみました。

4つもある色彩に関する検定試験

皆さんが色のことについて学ぼうとするときに一番最初に考えるのは、やはり検定試験では ないでしょうか?

でも案外、色彩に関する検定試験って知られていないんですよね。最近ではAFTの色彩検定は、電車の車内広告などでも見られるようになってきましたが、カラーコーディネーター検定試験と混同されている方が多いようです。

そこで「色彩検定」 「カラーコーディネーター検定」「色彩士検定」「TOCOL」と4つもある色彩に関する資格を比較してみようと思います。詳しいことは各主催団体のウェブサイトでご確認ください。

それぞれの検定の違い

それぞれの検定には違いがあります。色彩学の基本部分を学ぶのはどの検定も同じで、重なる部分もかなりあるのですが、色彩を用いる業務の範囲はとてつもなく広く、最終的に試験の目指す方向も異なっています。サイトや、ウェブ上の情報などで、自分に合った物で勉強するのがよいと思いますが、とっつきやすさや認知度では色彩検定が一歩リードしていると思われます。ここでは個人的な見解も交えつつ、表にしてまとめてみました。

AFT色彩検定について
正式名称 文部科学省後援 色彩検定®
ウェブサイト http://www.aft.or.jp/
主催団体 (社)全国服飾教育者連合会
(通称:AFT)
もらえる称号 1~3級 色彩コーディネーター
受験資格 制限なし。
1級1次合格者は2年間に限り1次試験免除となる
受験料 3級: 7,000円 2級: 10,000円 1級: 15,000円 (1級2次試験のみの受験でも15,000円)
テキスト それほど厚くはない。実際にカラーカードを貼る演習があり、基本的な配色や色彩調和論の確認をすることが出来る。PCCS(日本色研配色体系)が重視されている。服飾教育者連合会の運営らしくファッションなどが比較的わかりやすく書かれてある
試験形式 マークシート及び一部に記述問題。1級は2次試験があり、カラーカードを貼り付ける実技などが出題される
合格ライン 非公開。概ね満点の70%程度と推測される
個人的見解 以前は合格点、採点共に曖昧な部分が感じられた。テキストに書いてないようなことも割とたくさん出るため、補助教材は必須。ただし2級までの合格を目指すなら公式テキストだけで十分。初めて色彩を勉強する方にとっつきやすい内容になっている
備考 近年はテキストの改訂が盛んで、テキストのボリュームが増えている
カラーコーディネーター検定について
カラーコーディネーター検定®
主催団体 東京商工会議所
(通称:東商)
ウェブサイト http://www.kentei.org/color/
もらえる称号 3級アシスタントカラーコーディネーター
2級カラーコーディネーター
1級カラーコーディネーター ( 環境色彩・ファッション色彩・ 商品色彩)
受験資格 制限なし
受験料 3級: 5,100円 2級: 7,140円 1級: 9,180円
テキスト 他のテキストの倍くらいのボリュームで非常に盛りだくさん。測色などの工業的な内容が他に比べて充実。CCIC(商工会議所カラーコーディネション・チャート)という独自の配色体系を元にした問題が出る
試験形式 2級まではすべてマークシート方式。1級は論文形式(500字程度)の問題がある
合格ライン 100点満点中70点以上で合格
個人的見解 問題はテキストに非常に忠実で、わかりやすいものが多い。1冊のテキストのボリュームがすごいので、テキストを読み込むだけでもそれなりに大変。数式に弱い文系の人は一層大変に感じられる
備考 S級という最上位の級が出来るとのことだったが、いつの間にかなかったことになっている
色彩士検定について
正式名称 色彩士検定
主催団体 NPO法人全国美術デザイン専門学校教育振興会(ADEC)
ウェブサイト http://www.colormaster.org/
もらえる称号 1~3級 色彩士(Color Master)
受験資格 1級は2級合格者のみ受験可能
受験料 3級: 5,000円 2級: 6,000円 1級: 10,000円
テキスト 主に3級向けのColor Master BASICと2級向けのColor Master STANDARDの2種類があるが、1級向けのものは存在しない。また過去問題集も用意されている
試験形式 理論問題だけではなく、実技・演習問題が出題される。1級2次試験ではプレゼンボードの作成もある
合格ライン 3級・・・理論問題、演習・実技問題、各100点で合計200点満点。合格ラインを120点とし、かつ理論問題、演習・実技問題それぞれを50点以上取得している者。1級1次・・・理論試験100点満点で、合格ラインを80点とする
個人的見解 現在は受験者数の公開は行われておらず、合格率のみの発表となっているようです。以前は上記の2つに比べ、受験者数は低かった様子。プレゼンボードの作成など実務的な内容が含まれているが、一般の人が色彩の学習をするための試験ではないように思われる
備考 他の検定に比べ、出回っている情報が極端に少ない
TOCOLについて
TOCOL
主催団体 株式会社SORA
ウェブサイト http://www.tocol.net/
もらえる称号 級はなく、ファーストTOCOL(0~50点)・ベーシック(0~100点)・エキスパート(0~200点)の3レベルに分かれ、ベーシックとエキスパートの合計(最高300点)をトータルスコアとして判断。有効期限は3年
受験資格 エキスパートはベーシック受験者が受けられる
受験料 ファーストTOCOL: 2,400円 ベーシック: 8,400円 エキスパート: 12,600円
テキスト TOCOL®公式テキスト「ベーシック」(NEW)、TOCOL® Color Book[A+B(基本編/2冊組)]、TOCOL® 公式問題集「ベーシック」の3冊が販売されている。エキスパートについては不明
試験形式 ファーストTOCOLはモバイル端末で、ベーシックのみウェブ上でも受験できる
合格ライン 点数制なので、合格ラインはない
個人的見解 スコアに有効期限(3年)があること、認知度がそれほど高くないことから、就職時などの資格欄に書きにくいように思う。「TOCOL250点」などと言ってもほとんどの人に理解されないだろうし、「色彩検定2級」の方がよっぽど伝わりやすい。あえて履歴書に記載して、「この資格は何ですか?」と質問させるためならよいのかもしれない
備考 比較的新しいテストで、当初はマスターなどの設定もあったがいつの間にかなくなっていた。よく言えば柔軟性のある体制と言えるが、それだけ資格が世間に認知されていないため、変更に融通が利くとも言える。また様々なツールやeラーニングの教材がウェブ上で提供されているので、それらは他の検定を受検する者にとってもありがたいだろう

カラーの資格は国家資格ではありませんから、取得すればカラーコーディネーターの仕事に就けるわけではありませんので、ご自分の事情に合わせて、一番合った物を受験すればよいと思います。

色彩検定の基礎知識

色彩検定を受けるにあたって、最小限必要な知識をご紹介しています。

色彩に関する資格として最もポピュラーなのは、宣伝も最も多くされている色彩検定ですが、実際にどのような資格であるかを知ってから、受験される方というのも、それほど多くありません。

色彩に関する資格は4つ(色彩検定・カラーコーディネーター検定・色彩士検定・TOCOL)ありますし、自分に合った物を受けていただくために、各検定の比較などを掲載しております。

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